決算前の投資に関する人気6選
2023-03-02
決算前の投資について
日本の企業の約20%の企業は決算月が3月になっており、最も決算月を迎える企業が多い月になります。
この時期には決算前の投資で相談が増えます。将来の会社の成長にプラスになる投資を検討したものの、期間も短く、何もできなかった…ということも多いかと思います。
今回は決算前の企業様からよくいただく相談内容をご紹介いたします。税理士さんと相談をしていただきながら、将来の会社の成長にプラスになる投資をより確実にご検討いただけるよう、6選と絞らせていただきました。
1. パソコンの交換
古い、スペックの低いパソコンを使っている場合、新しいパソコンに交換することで業務スピードが向上します。デジタル化や働き方改革は定着までに時間がかかりますが、パソコンは交換するだけで即効果を発揮します。
特に、WINDOWS10のサポート終了時期が2025年10月14日と発表がされております。
特に、WINDOWS10のサポート終了時期が2025年10月14日と発表がされております。
少額減価償却資産※にも入れやすい金額なのでご検討ください。
2.照明機器のLED化
2.照明機器のLED化
蛍光灯をLED化することで電気代を削減できます。また、LED照明は蛍光灯よりも寿命が長いので、交換の手間や費用も削減できます。来期以降の経費削減につながります。
蛍光灯器具を生産していました、パナソニック・三菱・NECライティング・東芝などは、2019年までに生産を終了しております。市場から蛍光灯が市場からなくなる日も近いかもしれません。
3.オフィス家具の買い替え
最近のオフィス家具は丈夫なので、なかなか交換のタイミングを決めづらく、ずるずると利用してしまいがちです。長年利用したチェアは座り心地が低下して、腰痛の原因になっているケースもあります。
オフィスチェアは毎日体が触れて利用されるものなので、投資に対しての効果がわかりやすく反映されます。
4.オフィスの営繕工事
床や壁の汚れ、ブラインドの破損などは、気になってはいても業務に支障があるわけではないので、「いつかは直さなくてはいけないけど、緊急性はない…」と考え、営繕を後回しにしている企業も多いです。
オフィスメンテナンスは、比較的納期が短く、職人さんや作業者さんの都合さえつけば、年度末までに間に合う可能性もあります。
5.不要なオフィス家具の廃棄
利用していないオフィスデスクや書庫などの固定資産を廃棄します。新年度に向けてオフィスも気分もスッキリします。
不要物を置く場所も知らず知らずコストがかかっています。早めに処理されることをおすすめいたします。
6.リニューアルやレイアウト変更
新しい期になるタイミングで組織変更がある企業では、組織変更にあわせ、オフィスレイアウト変更やオフィスリニューアルのご相談を頂くことも多いです。
本格的な、オフィスリニューアルは検討に時間がかかりますので、遅くとも2か月前からの準備やご相談をいただけますよう、お願いいたします。
※少額減価償却資産とは
中小企業者等が、取得価額が30万円未満である減価償却資産を、
事業用に購入した場合、令和6年3月31日まで、取得価額に相当
する金額を損金の額に算入することが可能。
参照:国税庁HP: https://www.nta.go.jp/