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パーテーションの解体方法・解体費用はいくら?

2022-08-05

オフィスの移転や部署の入れ替え、導線の変更など、後からレイアウトを変更したいというタイミングは思った以上に多くあります。


そこで、解体や再施工が可能であるという点は、パーテーションの大きな強みだといえます。


今回は、パーテーションの解体方法や費用を解説します。



パーテーションの解体は素人でもできる?

業者に依頼すると費用もかかるし、できるなら自分たちでパーテーションの解体を行いたいと考える方もいらっしゃるかと思います。


しかし、パーテーションを自力で解体・施工することはおすすめではありません。


パーテーションの解体や組み立てに関しては、専門業者へ依頼をすることを強く推奨しております。


施工型のパーテーションは鉄板やガラスを使った製品で、非常に鋭利な箇所もあります。


中には人の背丈よりも大きな部品もあります。


そのため、慣れていない方が解体や組み立てをしようとすると、事故やケガにもつながりかねません。


パーテーション業者では、解体のみの依頼、他社で製造・施工したパーテーションの解体・組立ての依頼を引き受けることも可能です。


パーテーションの解体・組み立てを検討されている方は、自力で行おうとせず、専門業者にご依頼ください。


パーテーションの解体方法

先述したように、「パーテーションの解体は専門業者に依頼する」という前提のもと、パーテーションの解体方法の一例をご紹介します。


※実際の解体方法は、変更後のレイアウトや施工方法などにより異なる場合があります。


①はめ込みガラスを外す


まずはガラスを外します。


はめ込んであるガラスであっても、もしパネルが倒れてしまったら割れることがあるので先に外しておくことが大事です。


②目地隠しで取り付けている部品を外す


パーテーションには、パネルとパネルの繋ぎ目の部分を隠し、壁と同じく平らに仕上がるように、部品が取り付けられています。


この部品を外さないと、パネルが外せないので、ガラスを外した後に目隠し部品を外していきます。


スチールパーテーションの場合、目隠し部品もスチールでできているため、無理に外そうとすると手を切ってしまうこともあるので、慎重かつ丁寧に取り外してください。


③柱と繋がっている部品を外す


次に柱と繋がっているビスを外します。


目隠し部品の裏には金具が取り付けられていてパネルと柱を繋いでいるので、この部分を取り外すことでパネルが外れるようになります。


④パネルを外す


金具を外すと、パネルを抜き取れるようになるので、取り外していきます。


無理に抜き取ろうとすると、パネルや繋いでいるレールが歪んでしまうことがあるので、必ず上から抜き取りましょう。


表のパネルを取り外したら、反対側のパネルも取り外します。


最後に、パネル同士を繋ぐ柱を取り除けば、1スパンのパネル取り外しの完了です。


パーテーションの解体費用

パーテーションの素材や施工方法などによって種類は多種多様なため、解体の際も種類によってかかる費用は異なります。


解体費用の他にも解体に伴いかかる費用が発生する場合があります。


ここでは、解体費用の相場と、解体に伴い発生する可能性のある費用を解説します。


解体費用の内訳と相場


パーテーションの解体にかかる費用は、㎡当たりで計算するのが一般的です。


㎡当たりの単価が最も高いのは造作壁で、㎡当たりの費用は1,500円程度が目安となります。


金属杭をコンクリートへ打ち込んで設置しており、解体費用に加えて原状回復の施工が必要となるため費用が高くなります。


表面的には柱が見えないスチールパーテーションの、㎡当たりの目安は900円程度が相場です。

柱が見えるアルミパーテーションでは、同じ金属パーテーションでも解体費用は若干安くなり、㎡当たり700円程度が目安となります。


ローパーテーションの解体費用は一番安く、施工業者によって解体費用は異なりますが、目安としては㎡当たり500円程度と考えてよいでしょう。


パーテーション解体に伴う諸費用


パーテーションの解体に伴い、撤去したパーテーションを拠出したり運搬したり、また処分する諸費用がかかります。


パーテーションの枚数や重さ、必要な作業員の数によってかかる費用は異なりますが、拠出作業、運搬作業、処分費用、養生費用などがかかることになります。


こうした諸費用は、パーテーションの素材によって変わることは少ないですが、パーテーションの枚数や設置場所などによって作業量が変わるため、見積もりに影響が出ます。


ちなみに、パーテーションの解体には、パネルだけでなく柱やレールなど、付属するパーツも合わせて解体して処分してもらうことになります。


また、養生作業については、パーテーションエリアだけではなく、搬出する際の廊下やエレベーターなどにも必要となります。


原状回復にかかる費用


オフィスや事務所の引っ越しや撤去の際には、設置したパーテーションを解体するだけでなく、原状復帰のための施工が必要となります。


アルミパーテーションやスチールパーテーション、造作壁は、設置の際にコンクリートへ金属杭を打ち込むことが多いため、そのダメージを修復するための施工が必要となります。


パーテーションの解体費用には、そうした原状回復の施工にかかる費用は含まれていないことが多いのですが、業者によっては一括して対応してくれることもあります。


もし複数の業者へ依頼するのが面倒という場合には、パーテーションの解体から原状回復までトータルで対応してくれる業者を見つけるのが良いでしょう。


まとめ

パーテーションの解体には危険が伴うので、自力で何とかしようとせず、専門業者に依頼することをおすすめします。


パーテーションの解体にかかる費用は、施工方法や素材の種類によって異なります。


金額や時間などにご不安等もあるかと思いますが、見積もりやスケジュールを確認した上で依頼していただければと思います。



石元商事株式会社
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